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今日は、いつも読んでいるメルマガからの引用での話題です。

中国の「清明節」と日本の「清明祭」

「清明(せいめい)」とは、季節の指標である「二十四節気」の 5番目の節気のこと。

「すべてのものが清らかで生き生きしている」という意味で、季節で言うと空が澄み、草花が活気づく今の時期にあたります。
ちなみに、今年は 4月5日(水)~4月 19日(水)がその期間にあたります。
私たち日本人にはあまり馴染みのない「清明」ですが、中国では「清明節(せいめいせつ)」と呼ばれる大切な日。簡単に言いますと、お墓を掃除して先祖供養をする、日本のお盆のようなものです。
中国、台湾、香港などの中華圏では、春分の日から15日目が「清明節(せいめいせつ)」と呼ばれる祝日になります。
この日はお墓を掃除して墓参りをするため、「掃墓節(そうぼせつ)」とも呼ばれていて、日本でいう「お盆」に相当する日とも言えます。

沖縄では中国からこの行事が伝わり、清明祭(シーミー)または御清明(ウーシーミー)と呼ばれ根付いています。
18世紀初めに中国から伝わった習慣で、シーミーの習慣があるのは日本では沖縄のみです。
現在でも沖縄では 5月のゴールデンウィーク頃までの間、週末を中心に家族でお墓参りに行き、墓前には親戚一同が集います。
シーミーでは先祖のお墓に親戚一同が集まり、お墓掃除をしてお供えをした後、お墓の前で宴会をしますが、その姿は沖縄の季節の風物詩となっています。
沖縄特有の大きなお墓の前でレジャーシートを敷き、みんなでごちそうを食べて、賑やかに過ごす沖縄の人々の姿をニュースなどでご覧になった方もいらっしゃるかもしれません。
沖縄のお墓には、そのための墓庭があるのも大きな特徴といえます。

 

旅行の時の写真で、お墓を撮っているわけではないので、わかり辛いかもしれませんが…

左中央部あたりにみえるのが、お墓です。私たちの地域のお墓とは、全く違うのはこの習慣の影響もあったんですね。勉強になります。

 

最近では昔と違い火葬が一般的になり、また家族墓が増えてきたことによりお墓は小さくなっていますが、今でも墓庭のスペースを取ってあるお墓は多いそうです。
シーミーの時期は大勢がお墓参りに行くため交通量が増え、お墓がある墓地や霊園などの周辺は交通渋滞が起こるほどだそうです。

 

長文、ご高覧いただきありがとうございました。-感謝-




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